はじめに
Red Hat OpenShift Service on AWS (ROSA) Lab プロジェクトは、 インストラクター主導のデモ紹介またはセルフペースの演習で、ROSAを効果的に紹介及び体感していただくことを目的としています。
ROSAの概要について学習する場合、 AWSのマネージドなコンテナオーケストレーションサービスである、 Amazon ECS/EKS, ROSAの特徴の違いや想定される用途、さらにOpenShiftの標準的な仮想化機能であるOpenShift Virtualizationをご紹介している資料を参考にしてください。
この資料では、Kubernetesに興味のある人から特に聞かれることの多い、EKSとROSAについて、 いくつかのサンプルユースケースと共に、両者の違いも合わせてご紹介しています。
演習の前提要件
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AWSにアクセス可能なネットワーク環境
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ROSAクラスターにアクセス可能なWebブラウザ
「Browsers and Client Tools」表にある、 最新版のOpenShiftに対応したWebブラウザ(Firefox/MS Edge/Chrome/Safari)のいずれかを利用します。 |
演習の進め方
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本Labをワークショップ形式で実施する場合、[デモ]と分類している項目の内容は実施せずに、 そのまま読み進めて次の項目に進んで下さい。これらの内容は、すでに適用済みのROSAクラスターをご利用いただきます。 ROSAクラスターのアクセス情報は、インストラクターがご案内します。
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本Labを自習形式で実施する場合、全てのコンテンツを実施してください。
次のものを用意することで、このLabを自習できます。
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有償サービスを利用可能なAWSアカウント
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無料で作成可能な Red Hatアカウント (コンソールログイン時に適宜作成して下さい)
無償で実施可能なROSA Hands On Experience (HoE)
ROSA HCP環境を利用したセルフサービスのハンズオンを、無償で実施いただくためのサービスを別途ご提供しています。 詳細については、次の資料をご参照ください。
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Red Hat OpenShift Service on AWS (ROSA)を無料で試してみよう(ブログ) (ROSA HCPの料金情報に関する説明も記載しています)
参考情報
本Labでは扱っていない情報をいくつか記載します。
AWS Security Token Service (STS)によるAmazon EFS, Amazon ECRの利用方法です。
OpenShift LoggingでのLokiとAmazon CloudWatchでのロギング設定方法、実際のログ保存サイズを紹介しています。
ROSA HCPクラスターではOpenShift Virtualizationによる仮想化機能が利用できます。 詳細については、次の資料をご参照ください。仮想マシン用のストレージとして、Amazon FSx for NetApp ONTAPの利用も紹介しています。
AWS Console/Marketplaceで購入して利用できるOpenShiftサブスクリプション(ROSA含む)の購入/利用方法を紹介しています。